「ニュージーランドとオーストラリアって・・・仲いいの?」

ラグビーワールドカップ2015、イングランド大会も準決勝が終わり、
検証へニュージーランド・オールブラックス、オーストラリア・ワラビーズの対決となりました。
日本代表のプール戦3勝のの功績はいまなおニュージーランドでも賛辞を受け続けています。
2019年東京大会が楽しみであるとともに、課題もたくさんあるようです。
何よりの成功と日本のラグビーがさらに盛り上がっていくといいなあと思っています。 

今回は2015年大会の決勝対戦国であるニュージーランドとオーストラリアの関係について、
政治的な目線ではなくカジュアルな目線で書きたいと思います。 



そもそもニュージーランドとオーストラリアって、似てるんです。
まずは国旗。
Flag
 *google より

ご覧のように、とても似ています。
そもそもがイギリス王室の植民地であったことから、
世界にはイギリスの国旗であるユニオンジャック(各国旗左上) をあしらった国が多数あります。
二国はともに南半球、オセアニア地域に属しています。

僕がシンガポールに住んでいたころ、現地校との学校交流で国を当てるゲームがあったのですが、
現地校の生徒は「同じじゃね?」っといっていたのを思い出しました。

日本人でも、例えば南アメリカの国とかは、国の名前は違えど同じくくりで見てしまいがちですよね。

そういうイメージで「オーストラリア行きたいめっちゃいいよね大好き!」とかニュージーランドで言うと、
怒られます、ブチギレられます。(もちろんジョークです。笑)

ぼくは高校の修学旅行でオーストラリアに行ったんですが、その時にお揃いで買った
ブーメラン型のオーストラリアの形をあしらったキーホルダーが僕のカバンについているのをみて、

「Hey bro, are you serious? You have keychain of Ausiie in NZ!? Now I hate you man」
(おいお前まじかよ、ニュージーランドでオーストラリアのキーホルダー?マジないわ・・・)

聞いた時はえ?!ってなりましたね、外そうとしたら「いやいやジョークだから」って言ってくれましたけど。笑
ニュージーランドにはスーパーマーケットが多数ありますが、そのうち一社はオーストラリア企業のものです。
そこでは買い物しない、ってホストファザーはポリシー持っているようです。笑


そもそも嫌いではないんです。
ニュージーランド人はオーストラリア人のこともオーストラリアのことも。

日本でいえば・・・何なんでしょう。
ここでお隣の国とかを挙げてしまうと、誤解を招きそうなので・・・(苦笑

嫌ってるわけではないんだけどライバル視している感じです。
要因は様々です。

ラグビーでは常に良きライバルとして勝ったり負けたりを繰り返したりをしてきたことも大きいです。
それから日本には馴染みのない球技、クリケットも同様です。

また、ニュージーランドは先の記事で書かせていただいたように、原住民との和平調和に成功した
国としての自負があります。
対してオーストラリアは上手くいかず、差別などが大きく発展してしまったという過去があります。

環境も、成り立ちも似ているからこそ、良きライバルであるのかもしれません。
もちろん、旅行は行き来しますし、多くの携帯電話会社では、
ニュージーランドとオーストラリアで通話、テキストメッセージで統一料金を導入しています。 

正直、ニュージーランドはオーストラリアとも違いますが、イギリスやアメリカとはおおきく違うと思います。
ニュージーランドは、英語圏として一括りにされがちですが、 個々の良さが、その中にもあります。
自然が多く、様々なバックグラウンドを持った人が集まり、自分の国に誇りを持っている。

そんなニュージーランドが、大好きですね。
もちろん、それぞれの国にそれぞれの良さがあって、いい悪いを言っているわけではありません^^
日本人は少し自分の国好き!っていう人、少ないのかなという気がします。

今週末日曜、いよいよワールドカップは決勝です。
そういう側面を頭の隅に置きながら、各国サポーターにも注目して見てもらえると面白いと思います!^^

Wallabies-vs-All-Blacks-


読んでいただき、ありがとうございました。
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